本日はお日柄もよく。

絵をかいたり気になったことを語ったり妄想したりしています。

現代人も共感必至!芥川龍之介は格言多きニヒリスト

 


頑張って描いたけど難しい~;;

 

特別お題「青春の一冊」 with P+D MAGAZINE
http://blog.hatena.ne.jp/-/campaign/pdmagazine

 

青春の一冊…難しいお題ですね。

今まで読んできた本の中で「ぐっときた本」はいくつかあるのですが、果たしてそれを読んだ時期は「青春時代」といえただろうか?と思うとちょっと自信が無いです。

 

青春時代って、やはりうら若き学生時代という感じがするのですが、その頃読んだ本はイマイチ覚えていないのです。

小学校の頃読んだ「ズッコケ三人組」シリーズと「晴れ時々ぶた」は覚えているけど…それ以降、覚えがないです。

もしかしたら本を読んでいなかったのかも(笑)

 

そんなわけで、「拙者ヒィヒィ言いながらなんとか頑張って生きてるからもうオールウェイズ青春時代です!!!」ということで、大人になってから読んだこの一冊をチョイスしました。

別名:単に好きな本(笑)

  

  

 「侏儒の言葉」(芥川龍之介/著)です。

年季はいっててお恥ずかしい…(;∀;)

 

えっ、芥川!?

純文学のどこが面白いの!?∑(-`Д´-;)

 

と驚かれることが多いのですが…

確かにあんまりエンタメ性はないけど、今の時代でいうところの「日常系アニメ」と同じようなものだと思うんです。もう淡々と日常を描いてるところが…!

中でも芥川龍之介は意外とエンタメ性高い気がします。
カエルとか河童とか出てきますし…

まあ彼の作品全般については、彼が精神を病んでいたがゆえにうんたらかんたらどーのこーのというよくわかる説明をgoogleやyahooやウィキペディアといった著名な先生方がしてくれるのでここでは割愛するとします。

  

「侏儒の言葉」は格言の宝庫

 

この本の知名度が一般的にどれくらいなのかよく分からないんですが…一応、小説ではなく箴言集というものです。

わたしが持っている岩波文庫版(昔の個人経営の古本屋で購入しました)は初版1932年・最終が1980年発行となっていますがその時点で第56刷、お値段¥150。

巻末の解説はいつ書かれたのかな…?
とにかくその時点は、箴言集の形をとっている作品は少ないと書かれています。

昨今は「偉人の言葉」みたいな感じで格言集みたいな本をよく見かけますが、あんな感じですね。

 

芥川龍之介の有名な格言とは?

 

 

よくネットやアプリの格言で見かけるのは、これです。

 

『人生は一箱のマッチに似ている。重大に扱うのはばかばかしい。重大に扱わなければ危険である。』

 

 『人生は落丁の多い書物に似ている。一部を成すとは称しがたい。しかしとにかく一部を成している。』

  

端的な表現で「確かに…」としみじみします。

 

 

で…わたしのお気に入りでちょっとクスッとできるのはここからです。超冷めた目線がポイント!

 

 『われわれを恋愛から救うものは理性よりもむしろ多忙である。恋愛もまた完全に行われるためには何よりも時間を持たなければならぬ。ウェルテル、ロミオ、トリスタンーー古来の恋人を考えて見ても、彼らは皆閑人(ひまじん)ばかりである。』

 

『男子は由来恋愛よりも仕事を尊重するものである。もしこの事実を疑うならば、バルザックの手紙を読んで見るがよい。バルザックはハンスカ伯爵夫人に「この手紙も原稿料に換算すれば、何フランを超えている」と書いている。』

 

現代で言うところの、別れ際に「今まであげたプレゼント全部返せ」とか言いだす彼氏みたいですね(笑)

 

 皮肉たっぷり!?芥川龍之介と現代ネットの共通点

 

 

また、芥川龍之介の言葉には現代ネットとの共通点もちらほら見られます。 

 

 芥川龍之介『阿呆はいつも彼以外の人々をことごとく阿呆と考えている。』

現代意訳『バカって言ってるやつがバカなんだよwww』 

  

芥川龍之介『死にたければいつでも死ねるからね。ではためしにやってみたまえ。』

現代意訳『どうせできないんだろ』

 

現代人も近いこと言ってるわけですから、意外と親近感わくと思います(笑)

 

 

それから、これも皮肉たっぷりで笑える。
「お前さんにはできないだろう?」とそれぞれが相手を馬鹿にしますが、そもそもフィールドが違いますから!っていう第三者の冷静な目線(笑)

 

百足(むかで):ちっとは足でも歩いて見ろ。

蝶(ちょう):ふん、ちっとは羽根でも飛んで見ろ。

 

芥川龍之介の文学作品は100均でも買える!

 

 

わたしは100円均一で芥川龍之介にハマりました。

DAISOで小さい文庫本が売っていて、そこに芥川龍之介の本があったんです。その他にも名だたる文豪の本が売られていました。芥川の師匠である夏目漱石や、逆に芥川に憧れていたという太宰治などが一緒に並んでいたと思います。

DAISOで売られている本なんて、と思われるかもしれませんが、これがなかなか侮れないのです。

なぜかといえば、とにかく分かりやすい!
この本は、学校の教科書のように欄外にいろいろ説明がついていて妙に分かりやすかったんです。

学生時代、教科書に芥川龍之介の短編が載っていました。確か羅生門でした。あの話はなんかもう…狂気じみてますよね(笑)え、もうこれ怪奇文学なの?みたいな(笑)
だから「この作家は妙な話をかくなあ」と思っていたのだけど、改めて読んだら面白かったんですよね!

 

純文学作家は多かれど、推しメンは芥川龍之介です

 

 

そこから他の作品を読み、他の作家を読み…という、自分のなかの純文学ブームがおこったのですが、純文学というと太宰治ファンの方がおおいようですね。

「人間失格」が共感を覚えると聞いたのでわたしも読んでみたのですが…やはりわたしの推しメンは芥川龍之介でした(笑)

そういえば以前、森鴎外の「ヰタ・セクスアリス」がBLだというのでどんなものかと気になって読みましたが、買った本が旧仮名遣いで小難しくて挫折しました(;∀;)

まあ良いですよね…推しメンは芥川龍之介ですから!(笑)

 

 

最終的になんだかよく分からない内容になりましたが;

「侏儒の言葉」、けっこうクスッとできたり、なるほどな…と思ったりできるお気に入りの一冊です(^ω^)

 

侏儒の言葉 (岩波文庫 緑 70-4)

侏儒の言葉 (岩波文庫 緑 70-4)

 

 

あっ…このお題、小学館とのコラボって書いてありましたね;
めっちゃ岩波文庫のこと書いてしまいました;;