本日はお日柄もよく。

絵をかいたり気になったことを語ったり妄想したりしています。

彼女はじゃがりこサラダ味と加藤鷹さんの本を抱え、笑顔で手を振った。

 

二日前、「もう酒は飲むまい。少なくとも一週間は我慢しよう」と心に誓いましたが、既に美味しく頂いております。アルコール依存症は否認の病気といわれ本人はそれを認めないそうですが、わたしは絶賛「自分マジ依存症だわ…やばみ…」と落ち込んでおります。禁酒ツライ!

さいきん、加藤鷹さんの本を読んでいます。
ゴールデンウィークのBOOKOFF爆買いの折に購入した一冊なのですが、これはもう切々と語らなければ気が済まないほどの内容でしたので、内容についてのアレコレはまた次回に譲ろうと思います。正直、エロネタなら永遠に語れる自信がありますが、このブログで書いていいものかと悩んでしまいますね…! 

エリートセックス (幻冬舎新書)

エリートセックス (幻冬舎新書)

 

 ↑ちなみに購入したのはコチラです。

基本的には男性向けの指南書といった感じで、女性が読むと「そうそう!そうなのよ!」か「なるほど!」的な感覚になると思います。男性側が本書に沿った攻め方をした場合、女性はより満足するのかもしれません。まあ実践してみないことにはわかりませんが…!
この他にもAV監督の本など楽しく読んでいるので、いつかまとめて感想とか書きたいですね(´∀`)

まあそれはともかく、加藤鷹さんの本を読んでいてちょっと思い出したことがありました。これはわたしが東京都の某街で働いていたときのハナシです。
ちなみに、例によってオチはありません!しかも単なる思い出話です!

 

彼女は、(若い頃の)坂下千里子さん似の21歳・主婦

 

ある契約を取る仕事をしていた頃、自分より先に活躍していた同僚に、坂下千里子さん似の21歳の主婦がいました。わたしは年下の彼女を「主婦」とは思えず「若くて可愛い女の子だなぁ」と思っていました。

彼女はぱっちりした大きい目をしており、とても快活な性格をしていました。その上、仕事もすごくできました。明るくて皆のことを励ましてくれるタイプだったので、個人的にはすごく好印象で大好きだったんですよね!

 

契約の仕事は、物を売るタイプの販売業とは少し違った側面があります。というのも、お客様側に半永久的なランニングコストがかかるからです。だからこそお客様も即決はせず、一度説明を受け、持ち帰り、良ければ契約に戻ってくるという方が多いです。
一度持ち帰ると「デメリットがあるかもしれない。他社サービスと比較検討しよう」とか「内容的にはよさげだけど時期尚早かもしれん…」などと考える時間ができます。そのため、契約に繋がらないことも多くなります。

そんなわけで契約をとる仕事はなかなかどうして厳しいものがあります。一般の販売や営業でもそうだと思いますが、たいがい販売員同士でお客様やクロージングできそうな契約の奪い合いがはじまります。
表面的には仲間として「お互い頑張ろう!」とか言い合うわけですが、水面下では核爆弾のスイッチをいつ押すか…みたいなとてもつもなくヤバイ戦いが繰り広げられているわけです。怖っ!!

 

先日も不動産営業をやっていた方と話したら「ああ~それわかる!!」とあるある話で盛り上がったのですが、詳細説明やお客様への連絡などクロージングに向けて自分がこつこつ地道に頑張ってきたのにも関わらず、最後の契約部分だけサクッと他の人に奪われてしまう的なことが起こります。

そこに至るまでのプロセスなんてガン無視です!誰が説明したとか関係ない!THE・結果至上主義!
クローズ(契約完了)担当者のみがヒーローになれるのです…そしてその人の成績になるのです…!

しかし中には「あのお客様、君が説明したんだ?じゃあ君の契約にしておくね!」みたいな天使が生息しています。絶滅危惧種です。レッドリストです。
クローズを担当するということは、その間は自分の営業活動ができないということですから、最終的に自分の成績にならないならちょっと損な時間を過ごすいうことになります。その上、お客様側からすると自分が担当者になるので、契約後のサポートも自分宛になります。自分の成績にはならないけどサポートだけは続ける…これはいわばサービス残業しているようなものです。

にもかかわらず、「自分の契約は自分でとる。誰かが困っていたらその人のことはサポートする」という、なんかもうレベル高すぎな人が世間にはいるんですよね。親の顔が見てみたいよ、いい意味で!!!

 

彼女が仕事を辞めた日

 

話がそれましたが、坂下千里子さん似の彼女(以下・チリちゃん)は、まさにそんなタイプの人でした。だれかの契約を奪うことはないし、ダメだったらダメだったで笑顔で次にいくような人。お客様へのサポートもなかなか手厚い。いわば周囲をけん引するトップランナーです。
その当時、その職場ではそういうポジションの人が2人いました。両方女性で、その内の1人がチリちゃんです。

毎月、予算から割り出した「契約数の目標」が各販売員に割り当てられ、みんなその数字の達成に向けて契約を取りにいきます。2人はその中で断然トップでした。中には全然契約がとれない人もいるのですが、その分を補填できるのが彼女たちだったんですね。

 

そんな「超・戦力」のチリちゃんですが、あるとき仕事を辞めることになりました。すごく優しい人だったしムードメーカーだったし仕事もできるし、彼女が辞めるというのはそりゃもう大変なことです。「えーやめちゃうのぉ!?」ってかんじです。ゲーム会社アトラスが昔出してたプリクラの機械で、選んだ写真を変えようとするとマスコットキャラのジャックフロストがめっちゃ不服そうにこの台詞を言うんですけどホントそれと同じ気持ち!!

わたしとチリちゃんがかぶっていた期間はそんな長くないんですが、それでもわたしは辞めてほしくなかった。なんかとにかく親切なんですよ!明るくて癒されるし!

 

その仕事を始めたばっかりの頃、チリちゃんと一緒に昼食を食べる機会がありました。そのときチリちゃんはこう言いました。

「わたしはもとみんさん、大丈夫ですよ」

さあ…この台詞の意味わかりますか!??
わたしはこれを言われたとき、「なるほど」と思いました。

そもそもわたしはあんまり人好きのするタイプじゃなくて、わたしの方は別になんとも思ってなくても、相手からは「この人なんか苦手だな…」と思われることが多いんです。ああ、書いてて悲しくなってくる…(T_T)

自分が与えるそういう印象についてはもう分かっていたから、その言葉をきいたとき、自分ではうまく職場に溶け込んでいるつもりでも周囲にとっては「あの人とっつきにくい、なんかヤダ」って思われているんだなということがわかりました。
しかも彼女のセリフに注目!「わたし”は”」と言っている。ということは周囲は違うということを示している。

でもさ、こういうことって別に本人に言わなくてもいいわけじゃないですか?空気を読んで表面上だけうまくやっていこうとするなら、適当に笑顔で話をあわせているだけでいいと思うんです。
けどそれを敢えて本人に言うっていうのは、あ、この人信用できるな、って感じがしたんですよね。だって別にこちらからなにか質問したわけでもないし、いきなり言われたし、一つ間違えれば変な印象を与えちゃうような言葉だし。

 

そういうわけで、わたしの中でのチリちゃんは、ちょっとした心の支え的な部分があったんです。そんな彼女がいなくなった後、わたしはようやくその職場の人間関係の本質を知ることとなりました。
一言で言って…ヒドイ!もう~ドロドロでしたね!(笑)

まあそういうドロドロ人間関係も、人が入れ替わる事によって新陳代謝がおこり、最終的にはけっこう強い絆になっていったのですが、わたしにとってその職場でのストーリーのはじまりは正にチリちゃんだったのです。

 

お別れは「じゃがりこサラダ味」と「加藤鷹さんの本」と共に

 

職場のエースだったチリちゃんの送別会には、近くの店舗の人も参加しました。それだけチリちゃんが人気だったということだと思います。
職場で誰かが辞める際、お別れの贈り物をするのが一般的だと思うのですが、チリちゃんへの贈り物は「じゃがりこサラダ味」「加藤鷹さんの本」でした。なぜこの二つ!?という感じですが、前者についてはチリちゃんが好きなお菓子だったから。後者は…よくわかりません(笑)
けどこの贈り物はどちらも職場の男性が決めたものだったので、送別会の場で初めてその内容を知ったときには笑ってしまいました(笑)

ちなみに、じゃがりこは近くのコンビニで売られていたものを全て買い占めたといっていました。というわけで、ただ単に「じゃがりこサラダ味」ではなく、詳しくは「じゃがりこサラダ味×約20個」です。多っ!!(笑)

送別会のあと、チリちゃんは「じゃがりこサラダ味×約20個」と「加藤鷹さんの本」を抱え、笑顔で日比谷線ホームに去っていきました。それが彼女を見た最後でした。なんというか、妙に寂しかったのを覚えています。

 

いつも笑顔だった彼女が抱えていたもの

 

チリちゃんがいなくなった翌日、それでも仕事は続きます。彼女が今までゲットしていた契約を、今度は自分達がとらなくてはならない。これは地味ながらキツイ作業でした。なにしろその職場は、もう一人のエースはいたけど、それ以外はそれほど口が上手いタイプではなかったからです。そこでかなりのプレッシャーがかかったことは確かですね。 

 

チリちゃんが仕事を辞めたのは、お金の問題でした。
その職場はそれなりにお金がもらえる職場でした。毎月の契約目標はあったけど、出来高制ではなかったし、仮に達成できなくても減給されるようなことはありませんでした。だから基本的には安定していたわけです。

でも、それでもチリちゃんにはお金が足りなかった。
いつだったかチリちゃんが口にしていたことによると、生活費を節約しているそうで、お風呂の際は貯めたお湯を丁寧に使い、シャワーは出さず、電気はつけないそう。普通だったら、えー電気ぐらいつければいいのに!と思いますよね。でもチリちゃんは、そこまで節約しても、お金が必要だったわけです。

 

チリちゃんには、2~3歳の息子がいました。
10代で産んだことになりますが、実はその息子とは一緒に暮らしていませんでした。では息子はどこにいるか?答えは、中国です。

チリちゃんの夫は中国国籍の男性です。旦那さんはどんな仕事をしているの?と聞いたら、中国人と日本人の結婚を斡旋する仕事だと言っていました。また、中国から日本に来るためのビザをアレコレするとも…つまりグレーな商売ですね。

結婚斡旋は本気の可能性もありますが、メディアで報道されているところだとだいたいは日本人男性のお金の奪取や日本国籍取得が目的です。もし本当にそれが目的なら詐欺ということになります。まあチリちゃんの夫の仕事の真相はよくわかりませんが、なんとなくそういうことなんだろうな…という察しはつきました。

 

その夫はほぼ日本におらず中国内で仕事をしているそうなのですが、それよりも「ええ!?」と思ったのは、「息子を夫の母親にとられて、今は息子も中国にいる。年に数回しか会えない」という言葉でした。チリちゃんは息子と一緒に住みたいと言いました。けどお金がない。夫の収入も頼りにならない。
チリちゃんはいつも笑顔で優しくてとても頼りがいがある人だったけど、彼女を取り巻く現実はこのような過酷なものだったのです。今思うと、彼女自身も旦那さんのビジネスの被害者だったのかも…という気がしないでもないです。そうじゃないと信じたいけど。

 

ある夏の日、チリちゃんは珍しく連休をとりました。息子さんが日本に来るからという理由でした。その日、チリちゃんは息子さんを連れて職場を訪れました。
チリちゃんは母親だけど、まだ21歳です。
大きなツバの麦わら帽子をかぶり、若くてキレイなママが小さな息子の手を引いてる。
何も知らなかったらすごく幸せそうな光景ですよね。たぶん、その姿を見た誰もがそう思ったことでしょう。真実って、本当に表面には見えない。そう思いました。
数日後、息子さんは中国に戻っていきました。

 

インターナショナルな街の人間事情は複雑で面白かった

 

この話はもうかなり昔のことで、中国バブルと言われる前のことです。今は世界情勢や外交状況もかなり変化したので、あくまで「今は状況が違う」という前提で認識していただければと思います。アジア各国との関係は本当にもうずっとセンシティブで、こういう思い出話でさえ気軽に書いていいものかどうか悩んでしまいますね;
でもまあ、国がどうのということではなく、あくまで一個人の事情として捉えて頂ければ!

今ってハーフの子も多くて、それだけ日本に移り住んでいる外国人が多いのだと思います。ただその当時は、街に外国人がいるというのはまだそれほど多くありませんでした。しかしその職場は、土地柄もあり、外国人が元々多かったんですね。10年以上前の話だけど、英語が話せたらそれだけで契約数が伸びるというレベルでしたし、交通の便がいいのでその街で働く人もいろんなところからやってきていたんです。

今回書いたチリちゃんは中国人男性と結婚していたのだけど、そのほかにもタイや韓国出身の恋人とつきあっている人がいました。カナダに恋人がいる人なんかもいましたね。わたし自身も中国から留学してきている大学生と友達になったりしました。

この職場で働いていて一番困ったのは、どこの言語かわからない言葉で話しかけられたことです。ネットの翻訳でなんとか会話しようと試みるも、選択肢の中にないんですよね、その言語が!永遠にお互い「???」みたいになってました(笑)
そう考えると言葉が通じるってすごいことなんだなって思いますね。

 

時代は変わるんだな…としみじみ思う

 

そんなわけでチリちゃんの思い出でしたが、当時21歳だった彼女も今ではもう30歳を超えているわけで、一体どんな女性になっているのだろうと気になります。息子さんとは一緒に暮らせているのかな?

当時彼女が好きだった「じゃがりこサラダ味」は未だカルビーのエースであり続けているようです。そもそも「じゃがりこ」自体がすごく売れていますよね!正にスナック菓子界のエースです。そういう意味ではエースだったチリちゃんと一緒かもしれない。

また加藤鷹さんはセクシー男優としては一線を退いたけれど、長年の経験で培ったものを先日AbemaTVでも披露していたようです。10年前というと、まだ女性向けAVはそれほど市場がデカくなかった頃かもしれませんね。今では女性向けのセクシー男優さんがアイドルのような人気を誇っていたりして「時代は変わったものだな~」としみじみします。

わたしが好きで良く見ている番組には、しみけんさんや森林原人さん(共にAV男優)がけっこうゲストでくるんですよ!あとは月野帯人さんとか!だからその辺はなじみ深いのですが、今回久々に加藤鷹さんの本を手にとって、「そういえば…」とチリちゃんのことを思い出しました。

チリちゃん、元気でいるといいなぁと思いますね♪
それにしても送別会で渡した加藤鷹さんの本は役に立ったのだろうか…!?(笑)

ではではまた、、

 

 

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