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運が悪いのはなぜ?新庄剛志さんの「わいたこら」から考える不運の脱却法と運の引き寄せ方

 

こんにちは、もとみんです。

今回は、以前コメントでナツミさんからおすすめしてもらった新庄剛志さんの「わいたこら」の内容から運について考えてみたいと思います。題して、「運が悪いのはなぜ?新庄剛志さんの「わいたこら」から考える不運の脱却法と運の引き寄せ方」です。なんだか仰々しいタイトルになってしまった…!

この本は新庄さんの自叙伝的な本ですが、ものすごく読みやすくて、どんどん入り込んでしまいました! 読み終えるとポジティブになれるという文字をどこかで見たのですが、本当にその通りだなと思いましたね(´∀`)
教えてもらえて本当によかったです。ありがとうございました!

わいたこら。 ――人生を超ポジティブに生きる僕の方法

わいたこら。 ――人生を超ポジティブに生きる僕の方法

 

 「運」についてはいろいろな本が出ていますが、今回はあくまで「わいたこら」から考えていきたいと思います。

実は同時期に読んでいた本に、これまた「運とはこういうものだ」といった言及があったので「おお~!」とシンクロニシティに驚いていたのですが、今回は新庄さんバージョンで進めていきたいと思います。

 

新庄剛志さんを襲った最大の不運とは?

この本の存在を教えていただいたとき、第一印象で思ったのが「わいたこらって言葉を初めて聞いたけど、どういう意味だろう?」という素朴な疑問でした。これは本の序盤で明らかにされていますが、方言で「なんだこりゃ」という意味なのだとか。

新庄さんはあることが起こったときに、いつもは口をつかない方言「わいたこら」が自然と出てきたそうです。それはどんなときだったといえば「信頼してお金の管理を任せていた人に20億円使い込まれていたことが発覚したとき」です。

20億あると思っていたらなかった…!

こんなことが起こったらそりゃだれでも「なんだそりゃ」ってなりますよね!? わたしなんぞは多分、1万円でも「えーッ!?あると思ってたのに!!」ってなりますね笑

しかしここでポイントなのは、ただお金がなくなったのではなく、「信頼していた人に裏切られた」ということです。

新庄さんがお金を預けていた相手は、学生の頃から自分を応援してくれていた人だったそうです。その人は会社を経営していて、それがうまく回らなくなったことで新庄さんのお金に手をつけてしまったということでした。

とつぜん20億なくなった

信頼している人に裏切られた

このダブルパンチはどう考えても「不運」といえるでしょう。新庄さんももちろん落ち込みましたが、それでもすごいのは、「応援してくれていた過去は消えないから感謝の気持ちは残っている」と考えていたことです。

もしここで「あのやろう…絶対許さん!」といって復讐心や恨みにもえていたら、おそらく不運からは抜け出せなかったのではないかな?と思います。もちろん新庄さんは何もしていないし被害者なのだけど、気持ちを切り替えることは大切ですよね。

不運とはだいたいの場合「自分にとって都合が悪い状況に陥ってしまった」ことを指していると思いますが、気持ちを切り替えないままだとその状況を未来にまで引きずることになります。つまり「改善できるかもしれない時間を無駄遣いする」ことになりますよね。

自分がそんな状況に陥ったらなかなか決断がつかないかもしれないけど、客観的に考えると「これはサンクコスト(すでに支出され、どのような意思決定をしても回収できない費用)のことである」と割り切ったほうが上手くいくと考えられます。

 

不運に陥った新庄さんの落ち度とは?

先ほど、新庄さんは何もしていないし被害者だと書いたけれど、実はこの本の中でご本人が反省していることがあります。それは、その人を信用してお金の管理をすべて任せていたことです。

というのも、新庄さんはATMでのお金の降ろし方や、どこの銀行にどれだけ残高があるかも把握していなかったそうなのです。プロ野球選手時代の彼はものすごく稼いでいたから、買物も値段を見ずにしていたのだとか…羨ましい! しかしともかく、そのくらい自分のお金について他の誰かに任せていたということです。

新庄さんは20億使い込まれてしまったあと、「大事なことは他人に任せてはだめだ」と思ったそうです。

 

運の悪い状況から脱却する方法

新庄さんは20億盗まれてしまったあと、エアブラシアートやモトクロスにハマり、それがすごく面白かったのだそうです。そこから、「倒れてもまた走り出せばいい」という考えに至って、だんだんと立ち直っていったのですね。

そもそも新庄さんは、うまくいかないことや苦手なことがあると燃えるタイプなんだとか。うまくいったときの快感が嬉しいから、逆境に燃えてしまうというわけですね。

個人的に一番驚いたのは、「そもそも野球は苦手だった」というような一文を見たときです。身体能力が高かった彼はどんなスポーツもうまくこなしたけど、野球は苦手だった。だからこそ野球を始めた。これはもう~スゴイの一言につきますね!

もともとそういう性格の新庄さんだからこそ、ここまで成功したし、不運も上手く乗り切れたのかもしれません。でもじゃあ、そういう性格じゃなかったら不運に打ち勝てないのか?というと、そうじゃない気もします。

 

彼はこの本の中で、

「自分が得意なことはなにか」「自分が人より優れていることは何か」を考え、そこに集中して努力を続けることが成功の鍵

といったことを語っています。

この一文って「得意なことにフォーカスしよう」と言っているわけですけど、当の新庄さんは不得意だった野球で成功したんですよね。何だかこれって一見矛盾している感じがしませんか? だって野球が苦手なら、他のスポーツでプロを目指したほうがよほど得意なことにフォーカスしていることになります。

そんなわけで、最初は「ん!?これはどういうことだ…?」って悩んでしまったのですが、良く考えれば、新庄さんにとっての得意なことは「逆境の方が力を発揮できる」ということなのだと気付きました。

 

「得意なこと」というと、それこそ野球とか、勉強とか、特定の趣味とか、そういう何がしかの行動を思い浮かべるじゃないですか。でもこれを見たら、ああそうか、得意なことって「特性」でも良いんだなって気付いて。

例えば「これといった趣味がないんです」という人がたまにいますが、その場合はじゃあ何も得意になれないかというとそうじゃなくて、「スロースターターで仕事はじっくりやる」という「特性」があったとしたら、それを活かせばいいってことになりますよね。

もしこの人が、常日頃から朝令暮改が当たり前のスピード命な職場で過ごしていたらどうでしょう。周囲から「仕事が遅い!さっさとしろ!」といわれるかもしれない。そうすると嫌な気分になってギクシャクしてミスも多くなって「運が悪いなあ」と感じるようになるのではないでしょうか。

そう考えると、不運からの脱却法って

「適材適所を目指すこと」

ともいえるかもしれません。

誰かといると運が悪く感じるなら、そもそもその人と合わないのかもしれないし、今まで調子が良かったのに他の場所に移ったら結果がイマイチ出せなくなったなら、その場所は自分に合ってないのかもしれない。職場では調子が良いけどなぜかずっと運が悪い気がするなら、もしかすると自宅のある土地が肌に合わないのかもしれない…引っ越したら何か変わるかも?などなど…

 

適材適所の2つの目指し方

新庄さんの場合、逆境こそ力が出せるという特性を活かして、さまざまなシーンで結果を出しています。逆に彼の場合は、ぬるま湯につかった状態になると結果が出せなかったようです。だからこそ、彼は自ら「新しい逆境」を目指して動いていたのですね。

このように、現在の環境は自分に合っていない、力が出せない、だから自分に合った環境に移動しよう、というのは、一つの適材適所の目指し方だなあと思いました。

だけどもう一つ、この本には逆パターンの適材適所の目指し方が示唆されていたんですよね。

彼がアメリカのメジャーリーグに行った最初のころ、英語もわからないし、友達もいなかったのだそうです。しかも汚れたスパイクをロッカーに詰め込まれるというイジワル(悪戯?)までされるという…これはかなり孤独ですよね(.;ω;.)

そこで新庄さんは、状況打破するため、イジワルに対しネタで返すようになります。その内容は、からかわれたらカタコトの日本語で下ネタを言うとか、小学生みたいに「カンチョー」するとか、そういったものです。

そうしてコミュニケーションを取っていって、ラテン系でノリの良い選手に狙いを定めて仲良くなったら、チームの人気者になったというんですね。これはもう一つの適材適所の目指し方だなあと思いました。

四面楚歌ってとてもツライし、「なんでこんなことに…運が悪いな…」と思いそうなシーンだと思います。だって、見知らぬ日本人でもカモーン!みたいなフレンドリーなメンバーに囲まれていればそんな状況にはならなかったはずですよね。でも残念ながらそういうメンツじゃなかった。そうなると、「なんだかメンバーに恵まれなかったな…」みたいになりますよね。

そんなアウェーな状況をうまく自分にとって有利な方向に持っていくというのは、適材適所の進化版という気がします。とはいえ、これはかなり戦略的です。

この本を通してすごく印象的だったのは、「この人は天真爛漫な感じに見えるけど、実はかなり戦略家なんだな」ということです。新庄劇場とかも計算してやっていたと書いてありました。運のはなしを書いているときに難ですけど、やっぱり権謀術数にたけているひとは成功するのかもな…と思いましたね。すみません、余談です(笑)

 

新庄さん流の「運の引き寄せ方」

ところで新庄さんは右手に不思議なパワーが宿っているらしく、これはもう科学で説明がつかない範疇のようです。病床で喋れなかった父親がいきなり喋れるようになったとか、チームメイトの痛みがおさまったとか、え、ハンドパワー!?みたいな逸話が載っていました。

そんな逸話をもつ彼なので、世の中には目には見えない力があると思う、といったことも語っています。ちょっとスピリチュアルなかんじですね。

とはいえ、それ以外でも「結局、運とはなにか?」について明確に答えを出しています。まとめますと、以下のような内容になります。

  • できないことはやらない、笑いに変える
  • 出来ることに集中する
  • ワクワクしながら明るく楽しむ(苦しそうにやってるヤツには運はこない)
  • 人から信頼されるようになる

こう見てみると、けっこうわかりやすいですね!

そういえば、VOUGE GIRLの占いでおなじみのしいたけさんも「物事を面白がるといい」みたいなことを言っていたような。たしかに楽しそうにしている人のほうが話しかけやすいですよね。

 

運が悪いと思ったら「何か」を変えたほうがいい

そんなわけで、運が悪いと思ったら場所を変えるとか環境を変えるとか考え方を変えるとか、「なにか変える」必要がありそうです。

間違っても、「ああ、なんでこんなことになったんだ!アイツのせいだ!クソッ!今後七代先まで祟ってやる!!!まあ子供がいないから無理だけどなッ!!!」とかノリツッコミしながら恨みつらみを言ってると運がログアウトするわけですね。

ああ~わたしも強運ゲージをマックスにして必殺技出したいっす!!!

そのようなわけで、もしこのエントリーを読まれた方のなかで「運をアップしたい」という方がいらっしゃいましたら、新庄さん流の運の引き寄せ法をためしてみてはいかがでしょうか? そして必殺技を出しましょう!

さいごにもう一度、「わいたこら」を教えてくれたナツミさん、ありがとうございました(*´∀`*)

今回はこの辺で!ではではまた、、

そろそろ「去年(2017年)読んで面白かった本」とかも書きたいです。今年じゃないのかよ!っというツッコミをいれつつ…笑

 

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