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織田信長の城と足跡をたどる!愛知県1泊2日でめぐる聖地巡礼歴史旅(2)桶狭間古戦場・熱田神宮・小牧城など

 

こんにちは、もとみんです。今年4月に織田信長にまつわる聖地巡礼プチ旅をしたのですが、今回はその旅の記録その(2)を書こうと思います。

前回は「名古屋城」「万松寺」「清州城」「清洲古城址」について書きました。そのときの記事はこちらです。

www.motomin.work

今回は、「桶狭間古戦場」「熱田神宮」「小牧城」などについて書いていこうと思います。

※歴史的な軽い読み物となっております
※旅の思い出やアクセス情報も一緒に書いています

 

今川義元と戦った「桶狭間古戦場」は広範囲に楽しめる

まずは「桶狭間の戦い」で有名な「桶狭間古戦場」です。桶狭間の戦いは今川義元と信長の戦いとして有名ですよね。この戦いで勝利したことで、信長が天下人への一歩を踏み出したといっても過言ではありません。

そんなわけで桶狭間古戦場は、信長の聖地でもあるけれど、今川義元の聖地(しかも最期の地!)でもあります。また国の指定史跡になっているらしく、案内板やマップもあるので有難かったです。

歴史好きとしては、こういうふうに歴史観光に力をいれている地域は本当に嬉しいです。なかにはまったく歴史や観光に力を入れていない地方自治体もあって、そういうところに観光にいくと本当になにも案内がないんですよ!

サイトにスポットが紹介されていても、住所だけ書いてあってアクセス方法が書いてないとかザラにあるんです。どうやって行くのここ!?といつも疑問に思うのですが、もうそういう土地の場合は執念で自力でいきます。マニアック上等だぜェェ!!!

それはさておき、桶狭間古戦場へのアクセスですが、結構至れり尽くせりで案内があるのだけど、なぜかわたしは迷子になりました(笑)

ちなみにこちらのサイトさんに詳しい内容が書いてあるので、もし桶狭間古戦場に行きたい!という方がいらっしゃいましたらご参考くださいませ!(マップのPDFも入手できます)

okehazama.net

桶狭間古戦場の最寄駅は「有松駅」と書かれていますが、わたしはその隣の駅の「中京競馬場駅」から行きました。こちらのほうが若干近いですよと、どこかのサイトさんに書いてあったんです。でも迷子になったので、結局時間がかかってしまいました(笑) 

「中京競馬場駅」はその名の通り競馬場のある駅なのだけど、人の流れがあったのでうっかりそれについていったら、いつの間にか競馬場への道を歩いていました。その日ちょうどレースがあったのか、等間隔に警備員さんらしき人が立っていて、しかも逆流できない雰囲気だったんですよ。あれは焦った~;;でもなんとかUターンしました。

そんなわけで、「中京競馬場駅」から行く場合は、間違って競馬場方向に出ないようにご注意くださいませ。わたしみたいになっちまうので(;∀;)

ちなみに競馬場とは反対方向に出ると、すぐに↓このような案内板が立っています。出口さえ間違えなければOKです!

駅前の案内マップ。いろいろ見所が書いてあります。ちなみに、桶狭間古戦場公園などにいくと「桶狭間史跡マップ」が置いてあったりします。マップはあったほうが便利かもしれません。

 

駅から5分くらい歩いたところに「桶狭間古戦場の史跡」があります。さきほどの案内板近くの横断歩道を渡って、わき道に入ってすぐのところにあります。

 

史跡は小さな公園みたいになっています。土日だったためか、ガイドのかたもいらっしゃいました。

いままで何度か歴史旅をしてきましたが、お城や庭園以外でガイドさんがいるというのはすごく珍しいです。きっと観光客が多いのでしょうね。ちなみにわたしが行ったときは、2~3人、カメラを手にした男性がいました。

 

古戦場について書かれた案内板。雰囲気が出ています。史跡はそれほど大きくないので、緑のなかをぐるっと歩いたら、つぎは「桶狭間古戦場公園」に向かいます。

目的の公園までは10~15分くらい歩くのですが、なるべく大通りから行ったほうがいいかもしれません。わたしはショートカットしようとおもって住宅街のなかに入ったら一気に迷子になりました; まあそのおかげで帰りは住宅街に詳しくなりましたけどね!!

ちなみに目印は「DCMカーマ」という赤い看板のホームセンターです。あと近くにクリニックもあります。道がわからなくなったときは、この2つが大き目でわかりやすい建物なので、目印にしておくといいかもしれません。

 

歴史ヲタには見所たっぷり!?桶狭間古戦場公園

迷子になったもののなんとか「桶狭間古戦場公園」に到着。この公園は住宅街のなかにあって、そこまで大きくはないです。景色とか見ていると見逃すかもしれないので要注意ですね。

 

公園の入口には「桶狭間古戦場公園」と大きく掲げられています。わかりやすくてありがたい!!

 

この公園のみどころはなんといってもコレ! 信長と義元の像です。地元の方と思われる親子連れが遊んでいましたが、もう歴ヲタ感丸出しでパシャパシャ写真を撮ってしまいました。

 

公園内には「今川義元のお墓」もあります。いわゆるお寺にあるようなお墓とは違ってかなりオープンですが、新しいお水やお花が供えられていて、じーんときてしまいました。向かって右側が出土した墓碑で、左側が昭和8年に作られた墓碑だそうです。

 

こちらは「義元公首洗いの泉」です。信長軍に討たれた義元の首級は、ここで洗い清められたのだそうです。

うちの近所にも某人物の「首洗い井戸」とよばれる史跡がありますが、首を洗ったといわれているところってドキッとしますよね。とくにうちの近所の井戸はうっそうと茂る緑のなかにあるので薄気味悪いのです…。でもここは公園内だしかなりオープンなので、それほど恐ろしくなくてよかったですね。

 

そういえばこの公園、なにげにジオラマになっていたんですよ! 公園内に○○街道とかの道があったりする。しかもそのジオラマの説明もあるので、みていて面白かったです。一見、普通の公園なんだけど、そういうところセンスが光ってますね。

 

名古屋市教育委員会による案内板もありました。こちらは英語もあります。海外からの観光客も多いのでしょうか。信長って海外ではどのくらいの知名度なのだろう??

 

敵方のスポットもチェック!瀬名氏俊陣地跡

桶狭間古戦場公園には周辺マップが入った小さい箱みたいなのがありました。そこで「桶狭間史跡マップ」をゲットしたところ、すぐ近くにも見所があるようなので行ってみました。それがこの「瀬名氏俊陣地跡」です。

 

そもそも瀬名氏俊って誰?というはなしですが、彼は義元方の武将の一人です。アナウンスによれば、義元の本陣設営のために先発隊として瀬名氏俊が着陣したのがこの場所なのだそう。そんなわけで信長というより義元の聖地巡礼のほうに入るスポットですね。

桶狭間の戦いが起こったのは1560年だから、いまから約460年前のことです。時間的にまったく近く感じないけれど、それでも確かにこの地で戦いが行われていたんだなあとしみじみ感じる瞬間ですね。

 

今川義元の首検証跡のある「長福寺」

さらに近くに「長福寺」があったので、こちらにも立ち寄りました。ここは完全に今川義元の聖地ですね。このお寺は西山派浄土宗の寺院で、義元に仕えていた林阿弥が、主君である義元の首検証を命じられた場所です。

「首検証」は現在でいうところの昇進を左右する考査みたいなものですね。当時は戦で勝つと敵方の大将の首を斬り落としたわけだけど、その首が本物かどうかわからないため、検証を行っていたのだそうです。それで本物だとわかると、その首を討ち取った人が出世ということになる。まさに実力主義ですね!

縁起を読んでみると、この寺院には義元の像と古位牌、松井宗信(義元方の武将。桶狭間の戦いで先鋒だった)の像などが寺宝としてあるそうです。

 

ちなみにこちらは首検証跡です。なんだかブルッときますね、、

 

ちなみに、個人的にはこちらの弁天池もブルッときたんです。

なぜかというと、、

 

この弁天池、江戸時代には「血刀灌ぎの池」だったそうな。桶狭間の戦いで血のついた刀が灌がれたところだったようです。これを聞くとちょっと背筋が寒くなりますね。

だけど案内板を見ると、殺生が禁じられた池、とある。しかも鎮守は弁才天さまだそうです。弁才天さまといえば日本では七福神の一つで、お金の神様ですよね。しかしインド神話では河川の女神らしい…どちらにしろ縁起がいいのか?? 

 

瀬名氏俊が必勝祈願した「桶狭間神明社」

駅に戻る前にもう一つ立ち寄ったのが、こちらの「桶狭間神明社」です。この周辺だけいきなり緑が深いので、「あれ、もしかして神社かな?」と思ったらズバリでした。桶狭間古戦場公園の近くに池があるのですが、その池をぐるっとまわった先にあります。

桶狭間古戦場公園の周辺は史跡が多く、全体的に雰囲気が落ち着いていましたが、この神明社のあたりはひときわ落ちついていましたね。鎮静を思わせる雰囲気の木造で、とても歴史を感じさせます。

旧社格は村社のようなので、昔から土地に密着した神社だったのかなと思ったのですが、よくよく確かめたらいろいろ由緒があるようです。

桶狭間の戦いのときは、前述の今川義元の家臣・瀬名氏俊がこの神明社に必勝祈願しています。その際に奉献した酒桶があるようです。酒桶…! なんか酒桶ってすごくリアルじゃないですか? サイトに写真があるのですが、木だし、なんだかすごい温度が伝わってきそうというか…!

■酒桶の写真アリ!→桶狭間古戦場保存会|名古屋市緑区| - 桶狭間神明社

 

ちなみに桶狭間神明社の御祭神は天照大御神です。天照大御神といえば、神道においてメインの神様ですよね。

それにしても、今川方でも必勝祈願していたということに驚きました。信長は「桶狭間の戦い」にあたってめっちゃたくさん必勝祈願していたらしいという記事をどこかで読みました。てっきり信長は怖い者ナシなのかと思っていたけれど、実際はめちゃくちゃ神頼みもしていたわけですね。

しかしですよ、桶狭間の戦いの醍醐味といえば、なんといっても多勢に無勢で信長軍が勝利したことじゃないですか。そして下剋上を果たしたことですよね。

軍勢の数値は諸説あってどれが正しいかわかりませんが、おおよそ25000~30000の今川軍VS3000~5000の織田軍といわれています。しかも今川義元は武田信玄や北条氏康と親戚関係にあって協力関係ができあがっている。

武田と北条といったらもうめちゃくちゃ有力者じゃないですか。いつ裏切られるかわからない時代だったとはいえ、基本的に今川側には盤石な基盤があったわけですよね。メンタルだってやられることはないでしょう。

それだけ実力差がある状態でも、義元側にとって信長は脅威だったのでしょうか? それとも戦に行くときはだいたいいつも必勝祈願するものなのかな??

仮に必勝祈願は当然という風潮だったとしても、当時の今川方がどういうふうに信長を分析していたのかがめっちゃ気になります。うつけ者といわれていたくらいだから「あいつヤベーぞ」と思っていたのか、それとも「すぐにひねりつぶしてくれるわッ」的な気持ちだったのか、、

 

信長が必勝祈願した「熱田神宮」には信長塀がある

桶狭間古戦場近辺を堪能したあとは、信長が必勝祈願したといわれている「熱田神宮」です。信長はみごと勝利を掴んだため、お礼として築地塀を奉納しています。これは「信長塀」と呼ばれているようです。この塀は入口すぐにあります。

 

これが「信長塀」です。普通の塀なのだけど、あまりに自然にそこにあるので、なんだか不思議な気分になりますね。

 

神社好きとしては、もちろん熱田神宮へのお参りも忘れません。信長も必勝祈願したという熱田神宮なので、なんだか後利益がありそうな気がしますよね!

熱田神宮の敷地はかなり広いので参拝後もいろいろ楽しめます。敷地内に「宝物館」もあるのですが、ここはもう必見ですね。なぜってもう、、

 

太郎太刀がいますから!!!!

 

太郎太刀は、日本刀擬人化ゲーム『刀剣乱舞』でもお馴染みの刀です。約2メートルというめちゃくちゃデカい刀で、実戦刀とは思えないのだけど、戦国武将・真柄直隆が使用していたと伝わっています。

真柄さんは「姉川の戦い」において太郎太刀で奮闘したとされているようですが、姉川の戦いといえば、織田VS浅井・朝倉連合軍の戦いとして有名ですよね。真柄さんは朝倉家の家臣なので、信長としては敵方ということになります。信長が必勝祈願した熱田神宮にいき、その敵方の刀を見るというのもなかなか不思議な気分になりますね。

そんな太郎太刀がこの熱田神宮の宝物館で見られます。しかもこの宝物館、入館料が大人300円となっているのですが、太郎太刀は有料スペースに入らずに見られるんですよね。なんという太っ腹!

個人的にほかの宝物も気になったので有料スペースにも足を運びましたが、ここの宝物館は本当に一見の価値ありだなあと思いました。わたしが行ったときは刀剣の展示が多かったのですが、もうほれぼれする美しさでしたね。

熱田神宮の宝物館って、国宝とか重要文化財とか、かなりレベルの高いものが集まっているようです。なんでも約6000点の収蔵品の中から毎月展示を変えているそうな。たしか頂いたパンフレットかなにかに、日本で一番刀剣が集まっていると書かれていたような気がします。ちょっと今その資料が手元にないのでわからないですが、刀剣好きには特におすすめですね!

 

桜まつり開催中の「小牧城」は眺めが最高だった

ラストは「小牧城」です。小牧城は小牧市にあるので、名鉄線に乗って名古屋市を離れるかんじになります。アクセスは以下の通りですが、すこし複雑でしたね。

地下鉄「平安通駅」で地下鉄上飯田線に乗り換えるのですが、途中の「上飯田駅」から名鉄小牧線に連絡しています。降車不要なのでそのまま乗り続けて「小牧駅」で降りればOKです。

ただし、前回おすすめしたような地下鉄「ドニチエコキップ」を利用している場合、上飯田駅から先は適用区間外なので清算が必要です。ドニチエコキップはあくまで名古屋市のものなので、小牧市では使えるはずもなく…というかんじですね。

  • アクセス
  1. 「名古屋駅」から「栄駅」にいく
  2. 名城線に乗換えて、地下鉄「平安通駅」にいく
  3. 地下鉄上飯田線・名鉄小牧線に乗換えて、名鉄「小牧」駅下車
  4. そこから徒歩25分 or 名鉄バス・ピーチバス・小牧巡回バス「小牧市役所前」バス停下車し徒歩10分

小牧駅についてからは徒歩かバスですが、わたしは徒歩でいきました。実際歩いてみると、たしかに20分くらいはかかった気がします。道としては道路沿いを直線に歩くだけです。最初の方向だけ間違えなければ問題ないです。

それにしても、小牧駅は結構大きな駅っぽいのだけど閑散としていました。もともと別の路線も走っていたけど廃線になったようですね。駅そのものがシャッター降りているので、なんだか不思議なかんじでした。あとここも外人さんが多かった。初めての土地に行くと、自分の知らない世界が広がっていて面白いですね。

道路沿いをてくてく歩いていくと遠目に山が見えてきて、、

山の上に小牧山城が見えてきました!

 

山の麓は広場のようになっていて、ちょうど桜のお祭りの期間だったこともあってかなりの人出でした。家族連れやカップル、グループなど、本当にたくさん人がいましたね。

遊んでいる人もいるし、犬の散歩している人もいるし、あと花見している方がめっちゃ多かったです。かなり本格的な花見で、ワイワイしながらBBQみたいになってるグループもいました。なごみますね~(*´∀`*)

 

小牧山城は山頂にあるので、そこから山を登っていきます。結構綺麗に整えられているので歩きやすいですが、そうはいっても山です。運動不足の身体にはこたえるぜ、、

 

歩き続けること約10分、ようやく山頂に到着です。小牧城(小牧山城)はこんなかんじです。この建物は「小牧市歴史館」となっており、もともとは名古屋市在住の実業家のかたが私財を投じて(!)建設されたそうです。個人が城を建てるってすごい!

そんなわけでシンボル的なお城ですね。とはいえ、かつて信長がこの地にあった小牧山城を居城としたことは確かでしょう。

歴史館なのでお城の中にはいくつか展示があります。入館料は大人100円とかなりリーズナブル。お財布にやさしい♪ しかもわたしが訪問したときは、おまつり期間ということもあって無料でした。土地が土地なら「人がたくさん入るから逆に高くしようぜ」ってなりそうなところを…親切が身に沁みる!

 

小牧山城の天守閣(?)からの眺めです。小牧山は桜の名所でもあるそうで、とても桜が綺麗でした。風情があっていいですね!

かつて信長もこの景色を見たのでしょうか。当時とはかなり様子がかわっているはずですが、当時の彼はどんなことを考えていたのか…歴史旅でこういう遠景を見るたびにそんなことに思いを馳せますね。

 

桶狭間古戦場まつりがあるらしい

ところで今このエントリーを書くために桶狭間のことを調べていたら、なんと、今日6/9に「桶狭間古戦場まつり」が開催されるとのこと! ぜんぜん知らなかったので、あまりの偶然に驚きました!!!

桶狭間古戦場保存会|名古屋市緑区| - 桶狭間古戦場まつり (名古屋市)

万灯会とか素敵だな~! めっちゃ幻想的じゃないですか!? こんなん見たら創作意欲わいちゃいますね(*´∀`*)

 

そんなわけで今回は織田信長の城を足跡をたどる聖地巡礼旅でしたが、なにげに今川義元の聖地巡礼にもなっていたような気がします。夏休みでもなんでもない時期に行ったわりには、わたし以外にも観光している方がちらほらいらっしゃってニマニマしました。

信長の聖地としては、いつか本能寺に行ってみたいですね。本能寺といえば京都ですが、関西にいくなら九度山町にもいって幸村の聖地巡礼したい!と、もう行きたいところがありすぎて困ります。とにもかくにも、またどこか歴史旅をしたい。やっぱりたまに旅をすると、すごく心が落ち着いていいなあと思います。

長い歴史旅のエントリーになりましたが、最後までお付き合いくださった方がいらっしゃいましたら、ありがとうございました!

ではでは、また、、

 

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