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メンズメイク本格化!中性的男子がモテる時代に化粧品メーカーが本気出してきた件

2018年8月28日

先日、「K-POPの韓国男性アイドルメイクで一重イケメンは作れるのか?」という記事を書いてから男性メイクについて気になっていたのですが、その後yahoo!ヘッドラインニュースで業界初の男性用メイクブランドが発売されるという記事を見てなんてタイムリーな!と衝撃を受けました。

 

メンズ向け総合コスメブランド「FIVEISM × THREE(ファイブイズム バイ スリー)」

メンズメイクブランドを立ち上げるのは、女性用化粧品でお馴染みの国内有名化粧品メーカー「ポーラ・オルビスホールディングス」です。 

おお~!と思って興奮しながらいろいろな記事を読み漁りましたが、どうやら昨年末にプレスリリースがあったようです。

 

 

気になるのはそのラインナップです。

男性用化粧品そのものは今までも存在していたと思うのですが、基本はスキンケアでしたよね。一体どこまで踏み込むのかな?と思って記事を読んだところ、こんな感じでした。

 

【商品構成】
ベースメイク、ポイントメイクを中心に、スキンケア、ヘアケア、雑貨など幅広いラインナップを予定。

【価格帯】
2000円~1万2000円を想定。

【展開】
百貨店、セレクトショップ、公式ECサイト。
2018年秋の発売以降、百貨店を中心に2021年までに国内主要都市への展開を計画。
海外は2020年までにアジア圏中心に展開を開始し、将来的には欧米進出も視野に入れている。

(出典https://www.ryutsuu.biz/commodity/j120519.html

 

別の記事には「口紅やマニキュア、ファンデーションなど12種類を発売」とあったので、結構がっつりメイクに近いのかな?という気がしますね。

ベースメイク(下地、ファンデーションなどのカラーコントロール系のもの)だけならメイク未経験の男性でも比較的入りやすいと思うのですが、口紅やマニキュアはなかなか本格的ですよね。今後は男性用アイシャドウやマスカラも普及するのでしょうか。ちょっと気になりますね。

ちなみにこれらの化粧品は「スティック状」らしいです。パッケージもシックで大人っぽいので、いかにも化粧品という感じがしなくて良い感じです。

個人的に「美容部員にも男性が登場するの!?」という部分が気になったのですが、どうやら販売員さんは男女ともに配置されるそうです。

 

男性美容部員さんとか確実イケメンじゃない!?

 

ちょっと見にいきたい!

普段、百貨店の化粧品コーナーとか行かないけどこれは見たい!!!(ミーハー笑)

 

それにしても欧米進出も視野に入れているとは大きなプロジェクトですよね。

どこかの記事によればインバウンド需要を見越している部分もあるようで、それを考慮すると2020年の東京オリンピックまでに知名度を上げておいてお土産に化粧品を!というのも頷けますね。

 

 

↑ちょっと別のメーカーの話になりますが、この記事によると資生堂のブランド「クレ・ド・ポー ボーテ」は、売上の約70%が外国人観光客によるものだそうです。

2015年のインタビュー時の話らしいので、中国人観光客の爆買いが沈静化した今では若干変化しているかもしれませんが、化粧品のインバウンド需要ってこんなに高いんだなぁとビックリ!

日本がバブルだったときは、やはり海外にいってブランド品を買い漁るというのが良く報道されていたので、まあある意味では納得かもしれないですね。

 

CHANELも男性用メイクを発売するらしい!

ところで、かの有名なブランド「CHANEL」からも男性用メイクの新ラインが登場するようです。韓国での販売が9月からで、日本では11月5日から公式サイト販売開始、2019年1月初旬から一部店舗で取り扱い開始だそう。

韓国で先行販売されるというあたり、やはり韓国って美容が強いんだなと思いますね!

 

 

ちなみにCHANELのラインナップは3種類です。

 

  • 「ファンデーション」(全4色、各8000円)
  • 「リップボーム」(4800円)
  • 「アイブロウペンシル」(全3色、各5000円)

 

こちらはあんまりチャレンジングな内容ではないですが、とにかくこだわりの内容なのと、パッケージの格好よさが半端ないですね。何度見てもパッケージが劇的に格好良いです。(二度目)

CHANELの場合は香水を愛用している男性もいると思うので、その流れからして買いやすそうな感じ。

しかしファンデに8000円か…高いなぁ…(;∀;)

 

女性用化粧品との違いは?男性用メイクアップ用品の特徴

すでにメイクを楽しんでいる男性の中には、女性用のメイク用品を使用している人も多いと思います。

体験談を見る限りでは問題なく使えるようなのですが、化粧品メーカーの男性用メイクアップ用品の特徴としては、「男女で皮膚構造が違うので男性の骨格、皮脂分泌などを考慮した成分や処方を採用している」というのがあるようです。

さすがに専用というだけあって「男性の肌に特化している」わけですね。

男性の皮脂分泌は女性に比べて約2倍だそうなので、もしかするとオイリー肌用の化粧品に近い感じなのかもしれません。肌のテカリに悩んでいるという男性にはちょうど良い商品となるかもしれませんね。

 

女性用なら「BBクリーム」が良さげだと思う件

女性にとってはすでにお馴染みであろう商品に「BBクリーム」なるものがありますが、かしこまって男性用化粧品を買うのは恥ずかしい…という男性がいたら、断然この「BBクリーム」がおすすめですね。

既に使用している男性も多いと思うのですが、そもそもBBクリームは、

 

1960年代にドイツの皮膚科医Christine Schrammekが、患者のピーリングや手術後の皮膚を保護するために処方した。(出典:wikipedia)

 

という成り立ちなので、低刺激でよさげです。

女性が彼氏宅にお泊りする際、すっぴんを見られたくない!ということで薄く化粧して寝るという「寝化粧」でも使えるシロモノです。

男性は女性よりもメイクをしている期間が少ないので、肌が余計な刺激を受けていないですよね。もちろんニキビとかの問題はあると思いますが、その分、男性のほうが肌は綺麗なんじゃないかな?と思うんです。(健康という意味で)

そのような肌に敢えてメイクするのだったら、やはり低刺激がいいと思うんですよね。化粧品はいろいろな成分が入っていて本来は体に毒だったりもするわけだし、これからメイク参戦するならなるべく余計なものが入っていないものを使って肌を守った方がよいかと!

 

以上、余分なものが入った化粧品をずっと使い続けて肌がヤヴァイ状態になって後悔しているわたしとしては(笑)、せっかくなら「○○フリー」と謳っている商品がオススメですという話でした。

ちなみに最近では男性用BBクリームも複数出ているようですね。 


NULL BBクリーム 青ひげ ニキビ跡 に 日焼け止め SPF30 PA++ コンシーラー メンズ 20g

 

 

男性化粧品市場は伸びている

男性メイク用品のことをいろいろ調べていたら、ある大学の研究室の論文(?)に行き当たったのですが、その資料によると化粧品市場自体は横ばいなのだそうです。ただし男性化粧品市場は伸びていると!

就職の面接などに有利ということで、美容に目をむける男性が増えてきたというはなしもチラホラ聞くのですが、個人的にそれ以上に気になるのが「趣味としての女装」や「男の娘」が増えていることです。

「女性のように見せる化粧」と「男性らしさを残して美しく見せる化粧」というのはちょっと違うと思うのですが、とにもかくにも「メイクをする」というボーダーそのものが低くなってきたのだろうなと思います。身近になってきたというか。

男性メイクが本格化したら、たぶん女性よりも男性のほうがこだわりますよね。だって料理とかも男性のほうがこだわるじゃないですか?調味料とか揃えて具材にもこだわって、カレー1つでも結構お金かけますよね!?

 

一方、女性の化粧品消費額は低下

化粧品市場自体は横ばいなのだから、女性の化粧品に対する消費額は下がっているということですね。

これは「給与自体が下がっているからお金をかけられない」という見方もありそうだけど、それよりもプチプラで可愛いものが増えたことが大きいんじゃないかな?と思ったりします。もちろん高級志向のブランドもあるけど、反面すごく安いものもあって、すごく二極化してる感じがしますね。

ユニクロが流行り出した頃から、安いから悪いってワケじゃないよ、という価値観が結構大きくなってきた気がします。

一番それを感じたのは、女性誌がブランド品としてCOACH(コーチ)のバッグを打ち出し始めたときですね。いつだったか忘れたけど、その頃はブランドといえばCOACHみたいな雰囲気だったので、おお~もうVUITTONとかGUCCIじゃないんだ!?と思って、価値観が変わってきてるなと勝手に思った記憶があります。

ではでは、また!

 

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